4回目の蕨駅前反差別スタンディングの様子です。
最後10分ほど時間をもらい、
・永住者資格取り消しの検討が出ていることに対する抗議
・イスラエルによるラファ攻撃停止要求を求める意見
を参加者全員で首相官邸と外務省に送りました。
参加してくださった方々はありがとうございました。
以下今回のスタンディングのまとめです。
コンゴ民主共和国の虐殺への抗議
今回、コンゴ民主共和国で行われている虐殺に抗議されている方が参加してくださいました。
日本ではあまり知られていないコンゴ民主共和国の状況を教えてくださったので、下記聞いた内容をシェアします。(掲載許可済み)
ブログを読んでくださった方もまず知ることから一緒に始めていただければと思います。
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コンゴ民主共和国の東部地域ではレアメタルの利権をめぐる紛争、虐殺が30年近く続いています。
ルワンダやウガンダから武装勢力が入り、鉱山の街を占拠したり、鉱山物質の強奪、若者は少年兵にされ、女性は強姦されている状況です。
ルワンダを通じ紛争鉱物が世界中に流れており、それが大きな儲けを生んでいることもあり、アメリカやヨーロッパはルワンダ政府を大々的に批判したり制裁を加えることはありません。
またルワンダ虐殺の過去の歴史に対しヨーロッパ(特にフランス)は負い目を感じ、ルワンダ政府に援助を行っています。
国連も、ルワンダ政府がコンゴ民主共和国の侵略にかかわっているというのであれば、南スーダンのPKO(国連平和維持活動)から手を引くと示唆されているためにはっきりとした態度が取れない状況にあります。
このような状況で、コンゴ民主共和国が自力でこの問題を解決することは難しいです。
ですので、南アフリカがイスラエルを国際司法裁判所に訴えたように、国際世論を作りたいです。まずは日本のひとびとにコンゴ民主共和国の状況を知って広めてもらいたいと思います。
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他にもコンゴ民主共和国について知るためのおすすめの本や、ドキュメンタリーを教えていただきました。
ドキュメンタリー
全体の様子